皆様は伝統的工芸品と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべますか?
もしかすると「格式がある」や「古い」と思う人もいるかもしれません。
確かに、伝統工芸士が作る工芸品の一つひとつには長い歴史があります。
しかし、時代が変われば人々の生活も変わる。
生活が変われば、生活の中で使う物も変わる。
工芸品も幾度となく、時代に合った「形」へと変わり、
生活に合った「使い方」を提案してきました。
そのために培った技術や工夫は現代の工芸品にしっかりと息づき、
今もなお、伝統工芸士たちは使う人が喜ぶ工芸品を届けるため、
日々、新しい技術の開発や創意工夫に挑戦し続けています。
そして、作るだけではなく、もっと多くの人に工芸品に触れて欲しい。
その想いから、2009年の春より
伝統工芸士の有志を募って始めた催事が「凄腕職人街」です。
自信を持ってお勧めできる逸品に触れられることはもちろん、
伝統工芸士の技もその場で体感できます。
日常を彩り、生活を豊かにできる工芸品。
本サイトでも、「製作過程」や「ものづくりへの想い」を通して
工芸品の魅力はもちろん、それを作る職人の魅力も紹介していきます。
もし、ご興味をもっていただければ、ぜひ催事へ足を運んでください。
それでは、早春に、近鉄百貨店・阿倍野店でお待ちしております。